2013年10月10日

74歳の父 脳梗塞とすぐにわからないものでしょうか?




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★★ ご相談 ★★


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74歳の父 脳梗塞とすぐにわからないものでしょうか?
★テーマ:
「脳血管障害」
「虚血性脳血管障害」=「脳梗塞」

「脳梗塞」には「2種類」の「病態」が御座います。
「脳塞栓による脳梗塞」と「脳血栓による脳梗塞」で御座います。

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先日74歳の父が脳梗塞で倒れてました。

今日で救急に入院して5日目になります。
部位は右脳です。
右脳の2/3位の広範囲で脳梗塞をおこしてるそうです。

父が倒れてから救急車を呼び30〜40分で救急に着きました。

私が色々なHPを見る限りでは、
3時間以内に適切な処置を行えば後遺症は明らかに軽くなると知りました。

救急へ運び込まれ
処置を終わらせての医師との対応のときに
CTでの検査では、今はまだわからない。
3時間後くらいに、もう一度CTを取る。
また後々検査をしていくと言われました。

脳に何らかのダメージがあるということもお聞きしました。

今日までに救急に聞かされたことは広範囲にわたる脳梗塞だ。
今現在の時点で、右の頚動脈にまだ血栓があるとの事。
おそらく、そこの血栓が飛んだのではとのこと。

倒れたときに頭を打っているために頭蓋低骨折
左半身の麻痺は高齢などもあり、リハビリしても改善は無いだろう。

脳血栓で徐々に詰まっていった可能性があるとお聞きしました。

私が、お聞きしたいことは
脳梗塞で倒れてから3時間以内に運ばれたのにも関わらず
このような状況になってしまったこと。

また、運び込まれたときの医師の対応に
今はまだわからないと言われたことに疑問を持ちました。

脳梗塞で運び込まれてから直ぐには
脳梗塞とわからないものなのでしょうか?

ご回答よろしくお願いします。

[2005年4月20日 18時41分6秒]

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★★ ご回答 ★★


このご相談への個別リンクはこちらです





ご心配なことと存じます。
こては御大変でしたね。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

++++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「私が、お聞きしたいことは脳梗塞で倒れてから
3時間以内に運ばれたのにも関わらず
このような状況になってしまったこと。
・略・
脳梗塞で運び込まれてから直ぐには脳梗塞とわからないものなのでしょうか?」
=>
「判りません」。

「皮肉なことに」「脳梗塞」は或は「重傷脳梗塞」は
「救急車にて緊急担送」が早ければ早いほど
「判らないことが多いものです。」

「虚血性脳血管障害」=「脳梗塞」の「発症」から
「相応の時間」が経過しなければば「脳梗塞」という「病態」ではあっても
「「脳梗塞」という「実像」」が形成されないためです。

下記に順を追って御回答致します。

++++++++++++++++++++++++

#1
##1
「先日74歳の父が脳梗塞で倒れてました。

今日で救急に入院して5日目になります。
部位は右脳です。
右脳の2/3位の広範囲で脳梗塞をおこしてるそうです。

父が倒れてから救急車を呼び30〜40分で救急に着きました。

私が色々なHPを見る限りでは、
3時間以内に適切な処置を行えば後遺症は明らかに軽くなると知りました。

救急へ運び込まれ
処置を終わらせての医師との対応のときに
CTでの検査では、今はまだわからない。
3時間後くらいに、もう一度CTを取る。
また後々検査をしていくと言われました。

脳に何らかのダメージがあるということもお聞きしました。

今日までに救急に聞かされたことは広範囲にわたる脳梗塞だ。
今現在の時点で、右の頚動脈にまだ血栓があるとの事。
おそらく、そこの血栓が飛んだのではとのこと。

倒れたときに頭を打っているために頭蓋低骨折
左半身の麻痺は高齢などもあり、リハビリしても改善は無いだろう。

脳血栓で徐々に詰まっていった可能性があるとお聞きしました。

私が、お聞きしたいことは
脳梗塞で倒れてから3時間以内に運ばれたのにも関わらず
このような状況になってしまったこと。

また、運び込まれたときの医師の対応に
今はまだわからないと言われたことに疑問を持ちました。

脳梗塞で運び込まれてから直ぐには
脳梗塞とわからないものなのでしょうか?

ご回答よろしくお願いします。

[2005年4月20日 18時41分6秒]」との事です。


#2
##1
脳血管障害の「虚血性脳血管障害」
の「脳動脈硬化性の臨床症候」である
「脳梗塞」には「2種類」の「病態」が御座います。

##2
###1
「脳塞栓による脳梗塞」と。
###2
「脳血栓による脳梗塞」で御座います。

##3
教科書的には
脳血管障害は「急性発症」が特徴的である。

##4
加えて「脳梗塞」であれば「救急車にて緊急担送」直後の
初期の脳CTの画像診断からの
脳CTで「御診断」は困難ではない場合もあるのですが。

##4
中には「重傷」「脳梗塞」であっても。
脳CTに「救急車にて緊急担送」
来院時では大きな所見が発見することが不可能であることも
多いものです。

##5
脳CTの経時的変化で
はじめて「脳梗塞」の有無と程度が
明らかになることが多いものです。

##6
また「頭部外傷」を「意識障害」により
おこされています。
「頭蓋底骨折」といえば「相当な外力」ですから
「脳挫傷」も考えなければならない=>
「脳挫傷」という出血性の「病態」に対する「治療戦略」を立てねばならない=>
「虚血性脳血管障害」とは正反対の「治療戦略」。

##7
このように
脳血管障害にて転倒されて
「頭部外傷」「脳挫傷」を起す例は稀ならず御座います。


#3
##1
いずれにしても
私は「脳神経外科専門医」が扱う
「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害等)」
のなかで。

##2
「虚血性脳血管障害」の「脳梗塞」は「最も人手」が必要であることが多いものです。

##3
「御父様」のような「重傷「脳梗塞」」の場合は
大学病院の「脳神経外科専門医」が全員でとりくんだとしても
人手が足りないことがおきえる「病態」が「脳梗塞」の臨床の現実と
考えています。

##4
「私が色々なHPを見る限りでは、3時間以内に適切な処置を行えば
後遺症は明らかに軽くなると知りました。」
との事です。

##5
「3時間以内に適切な処置を行えば」。
この言葉は
現実的にはこれは個々にも一般的にも「脳梗塞」事例に当てはまるものでは
ありません。

##6
適切な表現が思い浮かばないのですが
「「治療戦略」が適切に立っても。

「病態」に「脳神経外科専門医」の「人手」が「足りない」
或は「追いつかない」「重傷脳梗塞」の事例はいくらでもあります。

##7
そのような意味では
脳血管障害のなかで「虚血性脳血管障害」=「脳梗塞」
は「重傷くも膜下出血(SAH)」の比ではないくらい
難易度も「瞬間的な「脳神経外科専門医先生」の人的資源の必要度」も
「高いもの」と考えています。

##8
「「3時間以内」に適切な処置を行う」
ということは「脳梗塞」に関してはある意味では
絵空事であるような気が致します。



#4結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「御父様」様もお大変でいらっしゃり
御相談者の御相談内容要旨御記載からも
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

##3
「私が、お聞きしたいことは脳梗塞で倒れてから
3時間以内に運ばれたのにも関わらず
このような状況になってしまったこと。
・略・
脳梗塞で運び込まれてから直ぐには脳梗塞とわからないものなのでしょうか?」
=>
「判りません」。

##4
「皮肉なことに」「脳梗塞」は或は「重傷脳梗塞」は
「救急車にて緊急担送」が早ければ早いほど
「判らないことが多いものです。」

##4
「虚血性脳血管障害」=「脳梗塞」の「発症」から
「相応の時間」が経過しなければば「脳梗塞」という「病態」ではあっても
「「脳梗塞」という「実像」」が形成されないためです。

##5
これは「脳梗塞」という「虚血性脳血管障害」が持つ
「出血性脳血管障害」とは著しく異なる「病態」の
特性で御座います。

##6
「臨床神経診断学」で「予測」はついても
画像診断で「診断」が確定しえないというパラドックスでもある。
極めて重要なことで御座います。


##6
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。
お大変であること大変よく判ります。
けれども
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。

##7
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を
・一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。

##8
取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年4月20日 19時5分45秒]







-----------------------------http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/47415933905086.html

★タイトル
74歳の父 脳梗塞とすぐにわからないものでしょうか?

★テーマ:
「脳血管障害」
「虚血性脳血管障害」=「脳梗塞」

「脳梗塞」には「2種類」の「病態」が御座います。
「脳塞栓による脳梗塞」と「脳血栓による脳梗塞」で御座います。

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posted by げんき at 15:50| 東京 ☀| 脳神経外科の病態 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする