2014年02月12日

12月の半ば左足裏のしびれ・痛み(ジンジンとした)が発生し、痛みで眠れない事もあるため 世田谷区 山本クリニック に相談。


頭痛・めまい・ペインクリニック・神経ブロック・疼痛治療・山本クリニック 世田谷 脳神経外科 東京都

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このブログでは、脳神経外科・神経内科のみでなく、美容外科・形成外科その他の病態でお悩みの方にも、
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★★ ご相談 ★★




12月の半ば左足裏のしびれ・痛み(ジンジンとした)が発生し、痛みで眠れない事もあるため 世田谷区 山本クリニック に相談。



http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/798819019998522.html

★テーマ:「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)

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お名前: 匿名希望   

35歳男性です。

12月の半ば、左足裏のしびれ・痛み(ジンジンとした)が発生し、
病院で診察・検査(レントゲン、MRI)を受けたところ、
左足内側踝の下に小指大のガングリオンができており、
注射で内容物を吸い出す処置をしました。

現在、処置後1週間程度が経ちますが、
処置の前よりは痛みは弱くなっているものの
依然痺れ・痛み(安静、歩行時に関わらず)が、左足裏の先の部分
(親指の付け根から、人差し指、中指まで)に発生しております。

さて、相談のポイントですが、再度検査を受けるべきでしょうか、
それとも回復中である事も考慮し、経過を観察すべきでしょうか。
また、回復中である場合、回復を早めるためにできる事、
摂取したほうが良い物があれば教えてください。

あと、夜に痛みで眠れない事もあるため、
有効な痛み止めなどあれば教えていただけると助かります。

なお、病院にはガングリオンの再発を確認する意味もあり、
1月の下旬に通院する事になっています。

よろしくお願いします。



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世田谷区山本クリニック東京都
世田谷区山本クリニック東京都


御相談者の御気持ちが大変よく判ります。
++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

御相談者は「肩こり・頸こり・背中こり」」を御持ではないでしょうか。
もしも御相談者に元来「肩こり・頸こり・背中こり」」がお強い様であれば。

この「症状・症候」は。
たまさか「ガングリオン:ganglion」がみつかったけれども
「ガングリオン:ganglion」に由来するしびれや痛みの「感覚障害・知覚障害」
とは到底考えにくい。

その理由は
1・「ガングリオン:ganglion」で
「夜眠れないしびれや痛みの「感覚障害・知覚障害」」がくるとは考えにくい。
2.「ガングリオン:ganglion」の「解剖学的位置」=「局在」が
「神経学的局在診断学」と合致しない。
3・その他
です。

御相談者は元来
「目に見えない「機能性病態」」即ち
「「機能性末梢神経障害」による「病態」」であったが
「何かがみつかったため」
「治療戦略」が停止してしまった可能性があります。

御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
と考えます。

実際に現実的には正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」です。
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。

下記に順を追って御回答致します。

++++++++++++++++++++++






・略「#1」・








#2
##1
とても重要なことがあります。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載の
「12月の半ば、左足裏のしびれ・痛み(ジンジンとした)が発生し・略・
現在、処置後1週間程度が経ちますが、
処置の前よりは痛みは弱くなっているものの
依然痺れ・痛み(安静、歩行時に関わらず)が、左足裏の先の部分
(親指の付け根から、人差し指、中指まで)に発生しております。」
という「症状・症候」は。

##3
「病院で診察・検査(レントゲン、MRI)を受けたところ、
左足内側踝の下に小指大のガングリオンができており」
という「ガングリオン:ganglion」の局在による「症状・症候」
とは合致しがたいということです。

##4
「ガングリオン」自体は腱鞘や関節包と交通する
一種の「軟部組織腫瘍」ですが
御相談者の御相談内容要旨御記載の
「左足内側踝の下に小指大のガングリオンができており」
からは
「症状・症候」がしびれや痛みの「感覚障害・知覚障害」
にいたるとは考えにくいです。

##5
御相談者には「肩こり・頸こり・背中こり」」
がおありでしょうか。

##6
もしも御相談者に元来「肩こり・頸こり・背中こり」」がお強い様であれば。
この「病態」は「ガングリオン:ganglion」
とは別に考えたほうがよいと
今の私は考えます。








#3
##1
もしも御相談者に元来「肩こり・頸こり・背中こり」」がお強い様であれば。
この「症状・症候」は
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
のように考えます。

##3
1895年Rothにより「meralgia paraesthetica」
と命名され
Bernhardtにより「外側大腿皮神経パレステジア」
と記載されました。

##4
「知覚異常性大腿神経神経痛」
或はmeralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ),
 Roth−Bernhartd症候群などと呼称されますが。

##5
本邦ではまず通じません。

##6
「知覚異常性大腿神経神経痛」
(本当は神経痛ではないのですが)
の特徴を#3に記載いたします。











#4
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
は「腰痛・下肢痛」或は「しびれ感」できます。
この「腰痛・下肢痛」或は「しびれ感」には特徴が御座います。

##1
「腰痛」を伴い疼痛或は「しびれ感」は
まずは
「大腿外側」から発症するものです。

##2
「膝関節痛」或いは
「更には下肢外側痛或は脹脛痛」として広がります。

##3
この「しびれ感」は「ある朝」或は「就眠時」「就眠中」に
突如として出現することが多いものです。

##4
けれども「運動神経麻痺」は全く伴いません。

##5
「しびれ感」の特徴は
「弱い電気を感じられているビリビリする様な御自覚症状」
と考えます。

##6
「下肢足」の「親指付け根」・「薬指の付け根」・
「踝の上」・「大腿」外側に「しびれ感」「症状・症候」が
あることが多いものです。

##7
下肢「しびれ感」の場合「体重」をかけていると
消失或は著明に軽減致します。

##8
「入浴にて浮力で体重負荷が無く」なると
「症状・症候」は軽減致します。

##9
けれども「浴槽」からでた後に」急激に
「症状・症候」が増悪することが多いものです。

##10
「いすに座ったり」して「体重負荷」が減じると「症状・症候」
は増悪して「足指先端」の「冷痛感」で「激痛」にばけることも
御座います。

##11
下肢のみでなく上枝にもしびれのあることが多いものです。
如何でしょうか。

##12
上枝の「しびれ感」の場合
「手指の親指・人指指(第1・第2指)か
小指・薬指(第4・第5指)」に
絵に書いたような「しびれ」が御座います。

##13
更に上肢の場合
男性が腕時計を眺める上肢の部位にしびれ感があるのが
特徴で御座います

##14
「下肢痛」で「御診断」が付かず苦労される患者さん
が「知覚異常性大腿神経神経痛」では後をたちません。

##15
時として「疼痛性歩行障害」にすら至ります。

##16
「機能性末梢神経障害」であり画像診断には「異常所見」
が得られないため正診断率の大変低い
「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##17
「神経ブロック」或は「神経根ブロック」
或は「硬膜外ブロック」が著効致します。

##18
「症状・症候」のレベルを間違えられて
「おしり=臀部直上」の「ブロック」を施行されることが
稀ならず御座います。

##19
これらの
「経仙骨孔ブロック」或は
「硬膜外ブロック」の「仙骨ブロック」を施行されても
一向に良くなりません。

##20
また一般に
2月・6−7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。












#5
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「延長線上あるいは同一線上にある病態」に
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
という「病態概念」が御座います。

##2
「知覚異常性大腿神経神経痛」
(本当は神経痛ではないのですが)
の「症状・症候」は正診断率の大変低い
「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##3
主役は外側大腿皮神経という有名神経であり
「第2,3腰神経前枝の後部」から発生する
「有名な神経」で御座います。

##4
「末梢神経名称」でいけば
「外側大腿皮神経」が病態の主役であることが多いものです。

##5
L2神経根といえば
###1
陰部大腿神経
###2
外側大腿皮神経
###3
大腿神経
###4
閉鎖神経の源流です。

##6
「神経ブロック」では
「外側大腿皮神経ブロック」

##7
或は
「神経根ブロック」では
「L2神経根神経根ブロック」が著効致します。

##8
上記の「神経ブロック」或は「神経根ブロック」による
治療は。
「機能性末梢神経障害」に
お強い「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」
が施術を致します。






#6
##1
「相談のポイントですが、再度検査を受けるべきでしょうか、
それとも回復中である事も考慮し、経過を観察すべきでしょうか。
また、回復中である場合、回復を早めるためにできる事、
摂取したほうが良い物があれば教えてください。

あと、夜に痛みで眠れない事もあるため、有効な痛み止めなど
あれば教えていただけると助かります。

なお、病院にはガングリオンの再発を確認する意味もあり、
1月の下旬に通院する事になっています。

よろしくお願いします。」
との事です。

##2
まずしびれや痛みの「感覚障害・知覚障害」の原因が
「ガングリオン:ganglion」によるものではない
可能性が御座います。

##3
##2の場合は「機能性末梢神経障害」ということになり
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
をまず考えます。

##4
実際に現実的には正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」です。

##5
「あと、夜に痛みで眠れない事もあるため、有効な痛み止めなど
あれば教えていただけると助かります。」
との事です。
=>##6

##6
この「症状・症候」には「鎮痛剤」は無効です。

=>

治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても「星状神経節ブロック(SGB)」
は全く「効果」がありません)


##7
#5の##6・##7
「##6
「神経ブロック」では
「外側大腿皮神経ブロック」
或は
「神経根ブロック」では
「L2神経根神経根ブロック」が著効致します。」
が「治療戦略」です。












#7
##1


山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から


「知覚異常性大腿神経神経痛」について「過去の御相談と御回答」より.ver5
[2] [2008年 5月17日 20時30分54秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/0649303796972198.html
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/0649303796972198.html
を御参照頂けますか。


##2
御相談者の御相談内容要旨御記載と
同様の「症状・症候」の患者さんの「過去の御相談と御回答」
が御座います。

##3
お役に立つと思います。













#8結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「ガングリオン:ganglion」とのことですが。
「ガングリオン」の
「解剖学的位置」=「局在」と「症状・症候」が
「神経学的局在診断学」に合致しえないように思えます。


##3
もしも御相談者に元来「肩こり・頸こり・背中こり」」
がお強い様であれば。
=>
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
或は
1895年Rothにより「meralgia paraesthetica」と命名されて
Bernhardtにより「外側大腿皮神経パレステジア」と記載された
病態で御座います。

##4
通常は。
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
のしびれや痛みの「感覚障害・知覚障害」は。
「CT・MRIやX線撮影などの画像診断」では「異常所見」
が得られないために「機能性末梢神経障害」による
「症状・症候」と呼称されます。

##5
「機能性疾患」即ち「画像診断」或いは「眼で見えぬもの」の
「処遇」「治療戦略」に「失念」するという「臨床診断学」
の苦手な「中枢神経系専門医先生」の場合
CT・MRIで「異常なし」でこれより先に「診断戦略」
が発展致しません。

##6
御相談者の場合たまさか「ガングリオン:ganglion」
が見出されたためこの「摘出手術」が「「タップ:tap:穿刺」
による「内容物吸引」で減圧をおこなった。
=>
「ガングリオン:ganglion」によるものであれば
しびれや痛みの「感覚障害・知覚障害」はすぐに消滅するはずです。

##7
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「Roth−Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」=
「meralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ)」
の「病態概念」は俄かには
本邦ではまず通用しません。
実際に現実的には正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」です。

##8
「腰痛・下肢痛・感覚障害・知覚障害」をしっかり治されるためには
「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。

##9
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっしゃいます。
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。
=>##10

##10
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。






posted by げんき at 08:16| 東京 ☁| 知覚異常性大腿神経 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする